アライグマ?イタチ? 屋根裏で物音が… 害獣対策

ある冬の日のこと。

早朝、暖かい布団で心地よく眠っていたら、ドタドタドタッ!っという子供が走り回るような音で起こされた。

しかしうちには子供はいない。近所もド田舎なので老人しかいない。

ではこの音は一体何だ。



招かれざる客

ようやく目が覚め、頭もしっかりしていくにつれ分かってきた。

天井から音がしているのである。

屋根裏に子供!?いやそんなわけがない。

これはどうやら、どこからか動物が侵入してきたのだ。

理解したと同時にうんざりした。

この長考の最中にもドタドタ走り回っている元気な害獣を、これから屋根裏から追い出さなければならないこと、動物の侵入を許してしまうオンボロな我が家の修繕をしなければならないこと、という降って湧いた二つの苦労を思って。

早朝の戦闘

とにかくまずは、目下の問題のくせに頭の上にいるうるさいやつを追い払わねば。

私は部屋にあったモップを手に取り、柄で天井を突いた。もちろん思いっきりやると愛しの我が家に傷がついてしまうので、力をセーブして。ドン、ドン、ドン。

すると、上にいる正体不明の動物は驚いたようで、ダダダダダッ!と足音が私の頭上から遠ざかっていった。

私は思った。勝った。しかし、すぐに負けていたことに気付いた。

なぜなら、動物が向かった足音の先には、また別の部屋があるからである。

私は動物を屋根裏から追い出したのではなく、屋根裏のさらに奥へと導いてしまった。

家中大騒ぎ

動物を追いかけて隣の部屋へ移動すると、やはり天井でドタドタと走り回る音がする。

これでは戦闘ステージが寝室から書斎へと変わっただけだ。

先ほどと同様、持ってきていたモップの柄で天井を突く。

すると再び音に驚き動物が逃げる。

逃げた足音の向こうは先ほどの寝室である。

これでは永遠に終わらない。

平日なので仕事に行かなければならない。焦る。

そうこうしているうちに、家族が起きてくる。

冬の早朝、モップ片手に汗をかいている私を見て、家族はこんな早朝からなぜお前が掃除など、と不思議がった。

私は全員に説明をした。

家族も天井の向こうの足音に気付いた。

父は、きっとハクビシンだと言った。姉は、イタチじゃないかと言った。母は、猫かも知れないと言った。

害獣対策会議

とりあえず家族それぞれ生活があるので、その日は諦めて銘銘家を出た。

夜に帰宅すると、朝の騒ぎが嘘のように天井の向こうにはなんの気配も無かった。

いなくなったのかも知れない。

しかし次の日の朝、またも騒音で目が覚めた。また出たのである。

そして次の日の朝も、その次も出た。

しかも決まって私の部屋に最初に出るので、どうやら私の部屋付近に動物の侵入経路があるようだ。

たまりかねて、数日たったある日の晩、家族会議が開かれた。

ネットで調べた対策方法などを紹介しあった結果、屋根裏に侵入するタイプの害獣が嫌がる匂いを発する忌避剤を撒くことが決定した。

忌避剤を撒く

決行日、押し入れから屋根裏へ入る。

屋根裏へ害獣が侵入すると、そこらじゅうフンだらけになると聞いていたので心配していたのだが、今のところ大丈夫なようだ。

事前にホームセンターで購入していた忌避剤を、屋根裏になるべくいきわたるように撒いた。効果があることを願う。

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決着

次の日から害獣は出なくなった。忌避剤の効果は抜群だった。

結局、進入してきた動物がハクビシンだったのかイタチだったのかは知ることはできなかった。

きっと冬の寒さに耐えかね、暖かい屋根裏に入ってきたのだろう。

一時は専門業者に相談することも考えたが、忌避剤が効いてくれたのでよかった。

屋根裏の害獣に悩まされている方は、一度市販の害獣忌避剤を撒いてみることをおすすめしたい。その際、害獣と鉢合わせしないように、物音がしない時間帯に撒くことが重要だ。

しかし、私にはまだ害獣の進入経路をふさぐ為家の怪しい外壁などを探し出し、修繕する作業が残っている。来年の冬までには済ませておきたい。

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