電子ドラム用ハイハットスタンドはどれがいいのか


マイ電子ドラムRoland TD-11KV-Sのハイハット部分をVH-11に交換したので、それに伴いハイハットスタンドも必要になりました。電子ドラム用に最適なものを探してみます。

コスパ重視

スタンドは生ドラム用のモノと共通ですが、スタジオや失敗の許されないライブで使うわけではなく、あくまで自宅の電子ドラム用なのでそれほど高級なものは求めません。とはいえ5,000円以下だと経験上不満が出てくるような作りだったりすることがあるので、今回は1万円前後に設定して探しました。

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VH-11用のハイハットスタンド

YAMAHA HS850

たまにスタジオに備え付けてあるのも見かけるこちら。YAMAHAのしっかりした安定感のあるスタンドです。スプリングテンションの調整も11段階あって好みのテンションを細かく追い込めます。VH-11を使った電子ドラム用途としてはまず問題ないでしょう。演奏中位置がずれたりという心配もありません。

Pearl H-830

Pearlのスタンダードシリーズ。シンプルで軽量なまさにコスパ重視のモデル。テンションなどの細かい調整はできませんが必要最低限の仕事はしてくれます。ダブルレッグで安定感もあるので演奏中のストレスもあまりなく、レッグの向きも動かせるのでツインペダルでもOKです。逆に初心者の方はこのくらいシンプルなほうが迷わなくていいかも知れません。この価格らへんがギリギリ使えるラインだと思います。

TAMA HH205

アイアンコブラ200シリーズと同じデザインのフットボードがかっこいいこちらのスタンド。テンション調整は5段階で、まあ必要十分です。テンションロッドのゆるみを防止するラバーが付いていたり、つま先が当たる部分が樹脂になっていて足(靴)やチェーンが傷つくのを防ぐ作りだったり、この値段ながら配慮が行き届いています。もちろん三脚は回転可能。僕はキックペダルにアイアンコブラを使っていて、600と200の違いこそありますがデザインを揃えたかったこともあり今回はこちらを購入しました。

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叩いてみた感想

ということで選んだTAMAのHH205に実際にVH-11を装着し、TD-11に繋いで叩いてみました。安定してるしスピード感のあるオープン・クローズが可能になりました。速いテンポでの細かいフレーズも生ドラムに近い感じで叩けます。5段階のスプリングテンションは1段階変えるだけでもけっこうフィーリングが違ってくるので、叩きながらベストを見つけましょう。僕は2段階のところがしっくりきました。ネットを見てみるとけっこう僕のほかにも電子ドラム用に採用している人がいるみたいなので、これを選んでおけば間違いないのではと思います。

まとめ

VH-11の場合は本物のハイハット用との区別が特になく、電子専用というわけではありません。ハイハットスタンドはピンキリで初めての場合は迷いそうになりますがとりあえずこの辺の価格帯を選んでおけば大丈夫だと思います。あまり高級なものを買っても持て余す感がありますし。もちろん生ドラムと電子のハイハットスタンドを併用する場合などは、最初から高級なものを狙うのもアリだと思います。素敵なエレドラライフを。

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