Their They’re There – Travelers Insurance

Into It. Over It.のEvan Weiss、Loose Lips Sink ShipsのMatthew Frank、そしてAmerican Football、OwenのMike Kinsellaからなる3ピースという、エモ、インディーロックファンにとってのアヴェンジャーズのようなバンドTheir / They’re / There。4年前に2枚の音源を出してきりですが、シカゴ周辺のこのキンセラ界隈は近しい人たちと次々新しいバンドを組んでいくイメージがあるので、これも長期的な活動を予定していたものではなく一過性のバンドだったのかも知れません。どの曲も素晴らしく、特にギターはやりすぎってほど音数の多いフレーズが特徴で、ボーカルの裏でもお構いなしにピロピロやっています。弾けたら面白そうだしコピーしてみたい気持ちはずっとありました。せっかくなのでこのバンドの曲の中でも特にギターが主張するTravelers Insuranceという曲をやってみました。

使用機材

Guitar Fender Custom Shop Telecaster
Tuning DADF#AE Capo 8
Strings D’Addario EXL110 .010-.046
Audio Interface TASCAM US-4×4
DAW Cubase 8
Plug-in BIAS Amp Triple Treadplate (Mesa/Boogie® Triple Rectifier®)
スポンサーリンク

演奏について

音数が多くテクニカルなフレーズの連続です。個人的な難易度は高めでした。動画でもけっこうミスしてます。でもオープンチューニングで開放弦のプリング/ハンマリングを多用しているので、慣れてしまえばそこまで複雑ではないです。

2番の両手タッピングは、ピックをどうしようか悩みました。持ちながらやると邪魔だし、思い切ってピックを捨てて、タッピングが終わったらまたピックを手に取る作戦にしました。予備用のピックはギターのボディの取りやすい位置にテープで貼り付けました。このピックを瞬時に取る練習に一番時間を費やしました。問題のシーンを動画で見るとけっこう笑えます。

コード弾きの部分も高音弦で細かいことをしているので注意です。開放弦との組み合わせで独特な和音になっています。後半テンポが変わる部分は、6弦でルート音をブリッジミュートしながら5、4弦でフレーズを作っていく感じです。ダウンとアップのピッキングを上手に使い分けると弾きやすいです。ライブを見た感じ本人もそうやって弾いているようです。

スポンサーリンク

この曲が収録されている音源

コメント