タイトルで誇大に煽ってしまいましたが、ただのそのへんの一般人がおすすめするサマーソング集です。夏以外の季節に夏を想うときにも、もちろん夏真っ盛りにも是非聴いてほしい曲たちです。あまりにも有名なものや定番は一応除外しました。
The Sea and Cake – Parasol
暑い日の昼間に聴きながらうたた寝したくなる曲です。緩いながらもどこか冷たい空気感を持つ納涼ソング。泡がはじけるような独特のエフェクトが爽やかです。この曲が収録されているアルバム「NASSAU」はThe Sea and Cakeの最高傑作だと個人的に思っています。アルバム通してクールなのでおすすめです。
JANK – Versace Summer
血管切れそうなほどテンション高めのプレイ。手数の多いテクニカルなドラムが夏を盛り上げてくれます。1分以上あるイントロが全く冗長に感じない演奏の面白さで、暑さも汗も気にならなくなります。
Jonathan Richman – That Summer Feeling
夏をそのまんま表現したような曲です。どこかに出かけなくてもアメリカの夏の街角、薄着で遊ぶ子供たちの幻が浮かんできます。万人におすすめできる心地良いサウンド。この曲はいくつかバージョンがあるのですが、あくまで僕のおすすめは「Jonathan Sings!」に収録されているものです。
The Smiths – Ask
「Spending warm Summer days indoors」
この一節が大好きです。夏休みどこにも行かない引きこもりのためのサマーソング。別に曲自体は夏を歌ったものではないし、どこか危険な香りのする歌詞ですが、なぜか何か新しいことをやりたくなる不思議な曲です。
DESCENDENTS – Silly Girl
夏の日、夕方、ピンク色の服の女の子。少年時代の恋を思い出してしまいそうな曲です。2分ちょっとのパンクロックの中に青春が詰まっています。Liveageというライブアルバムのバージョンもおすすめです。個人的にも特別な一曲です。
Jack Johnson – Wasting Time
定番は除外したと言っておきながらこれは定番の範疇かも知れません。日本の湿気の多い夏がこの曲が流れている間だけはハワイのカラッとした気候に変わってくれます。中学時代、あっつい朝の登校時間にこの人のアルバムばかり聴いていたので、今でも聴くとあの頃の夏を思い出します。
Slightly Stoopid – Mellow Mood
夏の日が暮れる頃に聴いていたい曲です。まさにタイトル通りメロウムードになります。上記のJack Johnsonとも親交のあるG. Loveが参加しています。彼の声は素晴らしい。
American Football – The Summer Ends
曲自体は「夏が終わるときには…」という内容ですが、夏の終わりの哀愁を見事に表現しています。ガラスのような質感のギターと物悲しい管楽器の音が切ないです。激情型というよりは、静かに燃え上がるタイプのエモです。
まとめ
本当はもっとご紹介したい曲が膨大にあるのですが、キリがないのでこの辺で。PAVEMENTのSummer Babeとか、Tahiti 80とかThe Cureも入れようと思ったけど有名どころだし、ボブマーリーとかはベタベタだし…というところで一人で悩みました。夏はもうすぐです。
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