またしても強気なタイトルですが、ただの一般人がおすすめする夏曲集です。この記事は邦楽編ですが、洋楽編もございます。よろしければ合わせてご覧下さい。
GRAPEVINE – ナツノヒカリ
夏の暑い日差しのようにギラギラしたギターリフとハーモニクスのイントロから始まる切ない夏の歌。
「汗だくのシャツでいつまでも遊ぶつもりだっけ それはずるいよね」
というハっとするような歌詞が大好きです。
ostooandell – サマーチューン
曲名の通りですが、カラッとした晴れの日というよりも夏の通り雨のようなシーンが良く似合います。気だるいエイトビートと緩いギターのアルペジオが暑くて何もやる気がおきない気分を表している気がします。
Sparta Locals – トーキョウバレリーナ
歌詞も含め、梅雨から夏に変わる頃のソワソワする雰囲気の曲です。タイトなリズム隊が都会の夏っていう感じがします。まさにテーマパークのような渋谷の光景のイメージ。個人的にギターのトレモロが夏っぽい。
キウイロール – ジュライアー
怪しいアルペジオと音量デカめのスネアロールに胸が高鳴り、終盤で爆発する演奏とボーカルで涙が出そうになりました。スモールストーン(多分)のフェイザー音で、思い出の中の7月に迷い込んだような曲。
BURGER NUDS – ミナソコ
映画のワンシーンのような夏。場合によってはちょっとクサい中二感ですが、あえてそこに乗っかって酔いしれたくなります。緩急のある演奏でうまく感情を表現しています。プールサイドとガールという二つの単語を合わせたらもうそれだけで青春を連想します。
山崎まさよし – 低気圧ボーイ
美化された夏の思い出をなんとなく思い出すような曲。ブラックミュージックの影響も感じる洗練された演奏ですが、日本の湿度の高い気候にやけに合います。タイトルの元ネタであろう山下達郎「高気圧ガール」の爽やかさとの対比も面白いです。山崎まさよしは「最後の海」や「妖精といた夏」など他にも素晴らしい夏の歌があるので悩みました。できるなら全部聴いて欲しいです。
相対性理論 – 夏の黄金比
The Smithsのジョニーマーのようなコーラスの効いたギタープレイが爽やかな夏を連想させます。サビで急に四つ打ちスカみたいになる曲調も特徴的。
「夏の終わりのリンス シャンプー 石鹸」
この歌詞だけで夏が匂いと共に思い出されます。何となく冷房の効いた部屋で聴きたい。
The SALOVERS – 夏の夜(mindless ver.)
タイトルのまんま夏の夜に聴きたい曲です。アグレッシブなロックバンドの印象ですが、たまにやるこういう優しい曲も素晴らしい。解散は本当に残念です。
Bloodthirsty Butchers – 七月
もはや説明不要ですね。イントロだけで既に切な過ぎて走り出したくなります。淡々としたエイトビートとベースの和音、独特のギターコードと不器用なボーカル、全てが愛おしいです。
NUMBER GIRL – Trampoline Girl
ナンバガは夏をイメージする楽曲が多いですが、「透明少女」ではなく個人的にはこちらです。飛び降り○○を連想してしまう危険な歌詞ですが、それも相まって刹那の儚さがあります。洋楽ロックに影響を受けたバンドのUS録音による作品なのに、なぜかどのバンドよりも日本らしい空気感があります。「水色革命」とどっちにするか迷いました。
RIP SLYME – 花火
なんとなくこのラインナップでは浮いていますが、好きなんです。「楽園ベイベー」という有名すぎるサマーチューンがありますが、僕はこっちです。「Like a Fire Light たーいりーん」の部分がやたら耳に残ります。
くるり – りんご飴
オープンDでの自由なギタープレイが特徴的な曲です。もうタイトルでずるいくらいノスタルジーな夏です。歌詞全体にも夏をイメージするワードが散りばめられています。優しいボーカルでこの曲の雰囲気で「あの夏」の「君」について歌われたら、そんな思い出なくても切なくなります。
はっぴいえんど – 夏なんです
一応これは入れとかないとダメでしょう。日本の夏をこれ以上明確に表現した曲はないと思います。複雑なコード進行に古き良き夏の風景を思い浮かべるような歌詞が乗ります。
大江千里 – 夏の決心
特定の世代は刺さると思います。ポンキッキーズのアレです。僕はこの曲が大好きで夏が来るたび聴いています。まさに少年時代の夏休み。あの頃を思い出して泣きそうになります。
まとめ
とりとめもなくただ思いのままご紹介してしまいましたが、いかがでしたでしょうか。ド定番みたいな曲は一応外したつもりです。もう6月も終わりです。夏はもうすぐです。
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