ロック好きはやっぱりイヤホンでも迫力のある音を楽しみたいですよね。ライブと同じような臨場感とはいかないまでも、なるべくそれに迫れるパワーのあるイヤホンをご紹介していきます。価格は1万円以下を目安に、価格帯ごとに分けてみました。
バンドマンの耳で選んだイヤホン
「バンドマンが」って言ってもあんまり関係ないかも知れませんが、ただ人よりちょっとロックにこだわりがあってライブハウスに入り浸ってるやつがライブのような臨場感と迫力を求めてチョイスしたイヤホンだと思って下されば嬉しいです。
ロックに適したイヤホンの条件
個人的にはやっぱりロックを最も楽しめるイヤホンの特徴として、低音と高音に迫力がある適度なドンシャリ感が必要だと感じます。この「適度な」という部分が非常に重要で、あまり低音を強調しすぎてボワっとしてしまったり、刺さるような高音だったりするとよろしくないです。
また、ヤンキーの車みたいなボンボン下品に大音量で音を味付けしすぎて元が分からなくなってるものもやはりダメです。あくまでも適度なドンシャリかつ、中域もクリアに聴き取れて全体的に引き締まったものが個人的には好みです。あんまりやりすぎるとロックに大切な音の「疾走感」が失われてしまいます。
この記事でご紹介するイヤホンは一応これらの条件に当てはまると僕が感じたものです。逆に、味付けしまくりの超重低音が好みのタイプの方は、この記事のイヤホンは向かないかもしれないのでご注意ください。
3,000円前後
コスパ重視の価格帯です。安価といってもあなどれない音質のイヤホン、あります。ロックらしい元気のいい音を求めて選びました。
PHILIPS SHE8100
SONY MDR-XB55
5,000円前後
この辺の値段から、けっこうそれなりの音質を期待してしまいます。選択肢も多く迷いますが、色々と試聴して理想のロック向けイヤホンを探してみました。
ZERO BASS ZB-03
迫力というか、”キレ”のあるといった低音で、高音もシンバルなど耳に痛くないちょうどいいところで鳴っています。各帯域が混ざらずに分離して聴き取れるので臨場感が素晴らしい。更に良いのはつけ心地がよく、長時間聴いても疲れない点です。価格帯を考慮すれば大満足です。
XX HA-FX77X
10,000円前後
イヤホンに出す金額としては割と奮発しているといってもいい価格帯。もちろん上を見たらキリがないですが、個人的にはこの辺でもう「高級イヤホン」っていう印象です。値段が値段だけにそこまで数は試せないですが、そんな中でも特にお気に入りのロックイヤホンがこちらです。
SONY MDR-XB75AP
SHURE SE215 Special Edition
けっこう上流で音質が変わるイヤホンです。ポタアンやDACを色々試してみたくなるかも知れません。スケルトンなカラーもいいですね。なんか昔の携帯ゲーム機を思い出す色合いです。
まとめ
ということでロックに適したイヤホンのご紹介でした。派手なドンシャリが苦手という方も、このラインナップのイヤホンなら試す価値はあります。せっかく元気のいい音楽を聴くのなら、イヤホンにもそれを更にかっこよく、楽しい音で再生してほしいです。電車内や屋外で聴く場合は、音量を上げすぎないようにだけ注意です。自宅など他人の迷惑にならない場所では大音量でノリノリで聴きましょう。もちろん耳に優しい範囲で。
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