スピーカースタンドが高いのでレンガで代用する 音が見違える工夫とは

前の記事でご紹介したFOSTEXのPM0.3ですが、そのまま机に置いたのではサイズが小さくてスピーカーの位置が低いんです。そのままでは自分の耳よりだいぶ下のほうから音が聴こえてきて、ちょっとよろしくないです。そこで、スピーカースタンドを置いて高さを稼ぐことを思いつきました。しかし、スピーカースタンドってどれもけっこうなお値段してます。1万円しない、小さめのスピーカーのために立派なスタンド買うのもなあ…とケチくさい考えが浮かんでしまいます。そこで思い出したのが、スピーカースタンドとしてレンガを使うというアイディアです。とある録音スタジオで実際にやっているところを見たことがあるのをどこかで覚えていました。ネットを見てみると、やってる人も多いみたいです。

ホームセンターへ

早速ホームセンターへ手ごろなレンガを探しに行きます。店の入り口付近に陳列してあったので、すぐ見つかりました。今回の場合、よくある長方形のレンガでは少し大きすぎてスピーカーには不釣合いで、机のスペースも足りず乗せられないので、正方形の小ぶりなレンガを選びました。4つほど綺麗なのを選んでレジへ。けっこうズッシリ重いです。これなら安定性も期待できます。一つ60円くらい。

ちなみに近くにホームセンターがない方、ホームセンターへ行くのが面倒くさい方はネットでも購入できます。

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セッティング

作業時はレンガの破片がけっこうボロボロ落ちるので注意が必要です。作業が終わったら掃除機をかけるなどします。万が一怪我をしないよう、また手を汚さないように軍手などしたほうがいいかもです。

左右のスピーカーそれぞれに2個ずつレンガを使います。さらにレンガとスピーカーの間にはインシュレーターを置きます。今回使うインシュレーターはaudio-technicaのAT6098です。安価ながら、レンガに限らず直置きやスタンドの場合でもこれをかますだけで音抜けが良くなるのでおすすめです。

スピーカーに合うようにレンガを2個、間隔を開けて置きます。そのレンガの四隅にインシューレーターをそれぞれ置きます。レンガはザラザラして硬いので、机に直接置くと傷が付く可能性があります。ゴムマットのようなものを敷いてその上にセッティングするといいです。インシュレーターを置くのも、スピーカーの底面にレンガが触れて傷が付くのを防止する意味もあります。

そしてその上にスピーカーを乗せたら完成です。

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聴いてみる

スピーカーの位置が少し上がっただけで、音がはっきり聴こえるようになりました。やはりスピーカーは耳の高さになるべく合わせたほうがいいですね。また、硬くずっしりした土台で安定して防振効果も上がっていることもあるかも知れません。たった数百円でここまでの効果があるのはお得です。(インシュレーターは家に余っていたものを使いました。)

オーディオ
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この記事を書いた人

オーディオ好き/活動が停滞しがちな休日バンドマン/6割ギタリスト/4割ドラマー/DTM勉強中/90年代/エモ/マスロック/パンク/YouTubeや各種SNSでなんか弾いてます。

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