本当に寝ホンに適したイヤホンを求めて おすすめを紹介


寝るときにするイヤホン、通称「寝ホン」。何を選ぶかで割と睡眠の質が変わってきます。僕の独断と偏見で、睡眠に適したイヤホンを探してみました。

2018年4月: 記事内でも人気のあった「Senzer S10」を、進化版である「S20」に置き換えました。その他古い情報を最新のものに更新。詳しくは本文をご覧ください。


寝ホンに適したイヤホンの条件

カナル型

これは完全にそれぞれの趣味の問題です。僕はカナル型を推します。インナーイヤー型のほうが寝返りや耳を下に向けた際に違和感は少ないかもしれませんが、僕はカナル型の方がイヤホンが耳栓の役割も果たしてくれて、外音もシャットアウトできて落ち着いて眠れる気がするのです。ということでこの記事でご紹介する寝ホンは全てカナル型です。

安価であること

寝ホンの条件としてかなり重要な部分です。寝相の悪い僕のような場合、寝返りを打ちまくって起きたらイヤホンが断線していた、というケースも珍しくありません。壊れてもそこまで後悔しない、安めのイヤホンを選ぶのが寝ホンの鉄則です。安価の基準は人それぞれだと思いますが、ここでは大体3,000円以下を目安にしています。

音質が派手過ぎない

よくある低音重視のロックに適したイヤホンや、過剰に色付けした音質のイヤホンは向きません。通常の音楽鑑賞の場合これらの条件は長所ですが、寝る前なので優しい音質のほうがいい気がします。またラジオなど人の声をメインに聞く場合もあると思います。そういった場合やはりマイルドな音質のほうが向いていると思います。

ハウジングが小さい

ハウジング(イヤホンの外側を覆っている部分)が大きいと、寝返りをうったり耳を下にしたときに痛いです。また、イヤホン自体を圧迫してしまい故障の確率も上がります。なるべくハウジングが小さく平らで、耳から出っ張る部分が少ないものを選びます。

そもそも寝ホンはよくない?

前提として、そりゃ音楽やラジオを聴きながら寝オチするのは睡眠の質が良いとは言えないでしょうし、耳になにかを入れっぱなしで寝るのもあまり健康に良くないでしょう。ただ、寝ホン民は大体そんなことは分かっているのです。もう何かを聴きながら、イヤホンを耳に入れながら寝るのに慣れ過ぎて、こうして寝ないと落ち着かないというか…。

一応寝オチする寸前に意識があるときは、イヤホンを外して眠りに落ちたり、本当に疲れている時は普通に眠るように心がけています。皆さんもやりすぎないように気をつけながら僕と一緒に寝ホンライフを楽しみましょう。

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寝ホンに適したイヤホンのご紹介

実際に色々試してみました。いくつかご紹介します。

Philips SHE3590

ハウジングが平らな形状なので寝返りを打っても違和感があまりありません。音質はクリアな高音が特徴だと感じました。低音は落ち着いているので、寝る前に適した優しめのサウンドです。

一方注意点としては、コードがけっこう貧弱です。断線したという話もけっこう聞きます。僕はまだ大丈夫ですが、若干イヤホンの付け根の部分がプラプラしてきて、中身の線がはみ出してきています。寝相が悪い自覚がある方は注意です。

サンコー ATRHST4G

かなり特殊なイヤホンです。売り文句に「寝ながら使える」とあったので興味を引かれ購入してみました。コード部にやわらかいチューブを使っており、小さめのイヤーピースで寝返りも全く気になりません。

音質については、ちょっと微妙です。空気の振動で音を伝えている特殊な製品のようで、ほとんど音に元気がありません。音楽を聴くには流石に寝る前と言えど向いてない気がするので、ラジオ専用として使うならいいかなという印象です。柔らかい装着感は唯一無二なので、音質よりも付け心地、という方におすすめです。

Senzer S20

通常のカナル型とは違い耳道に入るユニークなデザインのおかげで、横を向いても耳が痛くならない。そしてとにかく小型で軽量なことも相まって寝るときの耳への負担が軽減されています。なかなか寝付けず、何度も寝返りを打つときでも気になりにくい。

音質はクリアさが売り。ギターのキラキラ感、ボーカルの優しめの艶が眠りへと誘ってくれます。小型とはいえ耳にはちゃんとフィットしてくれて、その分はっきりくっきりと聴こえます。

2017年末にリリースというまだ非常に新しい製品で、寝ホンのニュースタンダードとして要注目です。Amazonでは商品名の欄に「寝ホン」の文言があることから、メーカー側もその用途での使用をプッシュしているみたい。

ここでは以前、このS20の前身である「Senzer S10」をご紹介していましたが、進化版らしいこのS20が完全に上位互換っぽいので入れ替えました。前作の問題点だったイヤーピースやボタンの位置など気になる部分が改善されています。S10を購入済みという方も乗り換えおすすめです。

maxell HP-CN14

形状が寝ホンのために作られたのでは?と思ってしまうくらい耳にフィットします。平らな形で耳からはみ出る部分が少ないので、片耳を下にしても負担が少ないです。一方コードが細くやや頼りない感じで、クセがつきやすいです。音質は心地よいフラット感。変な味付けもなく、音楽、ラジオなど安心して子守唄にできます。総合的に寝ホンとしてかなりいい感じです。コードの頼りなさだけがちょっと気になる程度。

色によって値段がけっこう違うみたいなので購入時にはご注意下さい。

SONY MDR-EX250

現在僕が寝ホンとして、また普段使いイヤホンとしてヘビーユースしている製品です。個人的に低中高の音域のバランスが3,000円以下のイヤホンとして一番しっくりくる感じだったのでお気に入りです。ドンシャリとは言い切れない微妙なブースト加減、でもボーカルも聴きやすい。音楽でもラジオでも動画流しっぱでも、オールマイティに対応できます。

ハウジングのでっぱりがこのラインナップではあるほうで装着感では一歩劣り、寝ホン専用としては他の候補が良いかも知れませんが、音質を気に入っているので僕はこれ一本でやっています。

このイヤホンについては個別に記事を書いているのでよろしければ参考にしてみてください。

3,000円以下の普段使いに SONY MDR-EX250
僕はこれまで、通学で使うし、イヤホンも音質はこだわらないと!っていう考えで、...

SONY MDR-EX150

上記のMDR-EX250の一つ下のランクという位置づけの製品です。ハウジングが小さく、おそらくフィット感だけで言えばこちらの方が寝ホンには適しているかと思います。迫力がないという人もいるでしょうが、よく言えば落ち着いた音質。フラットですが低音がしっかりしているので物足りないということはないです。普段使いと寝ホンを分けている方の場合、寝ホン専用としてこちらを用意するやり方もおすすめです。

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まとめ

実際に購入して付けながら寝たことのある製品だけをご紹介してみました。人によってはしっくり来ない可能性があるし、そもそもインナーイヤー派の人もいるかと思いますが、あくまで僕の趣味なのでご了承下さい。ただカナル型派の方なら、この中のどれか一つくらいは合うイヤホンがあると思います。よかったらあなたの安眠のお供に試してみてください。

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