BFD Black Album Drumsはメタリカ好き以外にもおすすめ

1991年リリースのMetallicaセルフタイトルアルバム、通称ブラックアルバムをコンセプトに制作されたBFD用の拡張音源、その名もそのまま「BFD Black Album Drums」を購入してみました。使ってみた感想やどんな曲に合うかなど。

音源の特徴

元になっているメタリカのアルバムをまず聴いていただいた方が雰囲気をつかみやすいです。あの作品のドラムサウンドが秀逸に再現されています。特に気に入ったのがタム類の迫力&音抜け。余すところなくおいしいところが鳴っている感じです。タムをいい音で録音するのは実際にも難しいので、これはアマチュアが自力でレコーディングしようとしてもなかなか再現できない音です。まさにEnter Sandmanのイントロみたいな重厚なタムフレーズが合いそう。



イメージ通りのヘビーなサウンドと残響感に特徴のある豊富なプリセットから、自分で加工することもできるナチュラルなドラムセットの音まで網羅。スネアは僕も愛用しているLudwigのブラックビューティーと、Tamaのベルブラスをフィーチャー。どちらもブラス系で迫力のアタック感ですが、それぞれ特徴の違う良さをもっていて(リムショットだとよく分かる)メタルのみならずいろんなジャンルに合いそうな音です。

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音源の使い道

メタリカサウンドを手軽に

まずもちろんですがメタリカのコピーをしている方にはうってつけです。あの時代のメタリカサウンドがドラムに関してはほぼそのまま手に入ります。曲ごとにプリセットがあったりして、あの曲の音だ!と、とりあえず鳴らしてみるだけでも楽しいです。

プリセットサンプル

メタリカファンじゃなくても

一方、メタリカをそこまで知らないし、ブラックアルバムを聴いたことがないという方。そんな方でも実は結構使えます。プリセットは加工済みで、音の残響感などは言い方があれですがちょっと古臭い感じのものもあります。もちろん元になった音がそうなのでそれで忠実なんですが、最近のDjent系だったり洋楽、邦楽のメタル、ロックにそのまま当てはめられるかと言ったらどうでしょう。あえて使ってみるのもかっこいいかも知れませんが、そういう用途だと多分BFD Oblivionという拡張音源の方をおすすめします。

でも、加工していないナチュラルな音も収録されています。それを自分で好きなようにEQやコンプで音作りできるので、全然メタリカっぽくない別ベクトルのメタルやロック風サウンドにすることも可能です。この音源の力強いキックと抜けのいいスネア、鳴りまくりのタムはメタリカファンならずとも持っておいて損はないと思います。

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その他気になるところ

ハイハットのクローズ音

ハイハットのエッジを叩いたときのクローズ音が、一番閉じたときでもちょっとルーズです。これは仕様のようで、例えばがっつり閉じてタイトに刻みたい場合などは合いません。まあ元のアルバムでもそこまでタイトなクローズ音は使ってないっぽいので、この部分もある意味忠実です。どうしてもタイトな音が欲しいときはハイハットだけ別音源から持ってくればオッケーです。

デフォでツーバス仕様

当たり前ですが全セット、全プリセットでツーバスです。ドコドコ踏みまくりたい方にはもってこいです。一方別にバスドラムは一つでいいやという方も片方しか使わなければ普通のセットと一緒です。編集画面の見た目的にどうしても気になる場合は物理的に削除もできます。

まとめ

メタリカ好きにはもちろん、実はそうじゃなくても結構使える拡張音源のご紹介でした。僕自身別にメタリカをコピーしようと思ってこの音源を購入したわけではなく、デモを聴いてなんか使えそうだなと思ったのが理由です。とりあえず「メタリカ」とか「メタル」と聴いて自分には必要なさそうだと思う方でも、一度音を聴いてみて下さい。加工前の音はどれもかっこよくて使い勝手良さそうだし、プリセットの中にはそのままで気に入りそうなやつもあります。

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