ALLの中でも特に好きなアルバムAllroy’s RevengeからCarnageを弾いてみました。ALLはこれまで2回ボーカルが変わっていているんですが、僕はずっとこの頃のScottが一番好きでした。伸びやかで、でも爽やかさとは違う粘り気のようなものがある独特の声質は、ALLの切なくも怪しい曲調と、とりわけ恋愛についての鬱屈とした未練がましい歌詞にマッチしています。でも今は、Dave、Scott、Chad、3人ともの個性が気に入っていて、優劣はつけられないほどそれぞれ愛していますけどね。このCarnageという曲は、Scottのシャウトともつかないハスキーで投げやりっぽい歌い方がとても好きです。歌詞も安定のひねくれ具合で、暗い感情を音楽に全てぶつけている様が感じ取れ、聴いているこちらもなぜか一緒になって日頃のストレスを発散するようにギターを弾いてしまいました。
使用機材
Guitar | HISTORY Les Paul Type |
Strings | Elixir Nanoweb Light .010-.046 |
Audio Interface | TASCAM US-4×4 |
DAW | Cubase 8 |
Plug-in | BIAS Amp British Plexi 50w (Marshall® Plexi 100) |
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演奏について
曲中に3回くらい出てくるイントロのフレーズ、これがけっこう厄介です。僕も正確に音をコピーするのが大変でした。Stephenお得意の変なフレーズです。弦を上下にまたぐので、僕の場合はエコノミーピッキングで弾くとやりやすいです。Aメロはブリッジミュートとミュートを外すリズムを掴むのが大切です。シンコペしてたりしてなかったりするので何回も聞いて覚えました。サビはひたすらパワーコードです。本人がオールダウンピッキングで弾いているし、やっぱりパンクはオールダウンじゃなきゃってことで頑張ってますが、無理してる感じが出てますね。あとイントロのギターの入り方ですが、一発目がシンコペーションなので、そこを意識して拍を見失わないようにしましょう。
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