寝るときにするのに適したイヤホンは僕もずっと探していて、良さそうなのは片っ端から試しています。いくつか満足のいくものを見つけたので、それらについては別記事にまとめています。
この記事では、イヤホン(寝ホン)とは少し違った、どちらかというと音楽鑑賞というか睡眠グッズ寄りのアイテムですが、一応「音を聴きながら寝る」ということが可能な音楽アイマスクというジャンルの商品をご紹介します。
音楽アイマスクとは
読んで字のごとくアイマスクと音楽を流すスピーカーが合体したような商品です。イヤホンとは違い直接耳に入れるわけでもなく、ヘッドホンのようにゴツゴツしたものを装着するのでもありません。見た目は完全に普通のアイマスクです。
耳の部分にスピーカーが搭載されており、そこから音を流します。スピーカーの形状は平べったく、アイマスクの布の中に包まれているので横向き寝のときに圧迫で耳が痛くなることもありません。ただ、音質はイヤホンやヘッドホンに比べると劣ります。耳に直接セットするわけではなく、しかも布を隔てて音が流れてくるので、これについては当たり前です。とりあえず睡眠導入用になにか音を流しておきたいが、イヤホンでは違和感があって嫌だ・中耳炎などの症状により直接イヤホンを装着することができない、などの理由がある方におすすめです。
おすすめの音楽アイマスク
けっこうニッチな商品なので数は多くないですが、いくつか使えるものをご紹介します。
LC-dolida 睡眠 アイマスク Bluetooth
固定方式が頭の後ろにあるマジックテープをとめるタイプで、締め付け具合もある程度調整できます。接続はBluetoothで、ケーブルの煩わしさもありません。その分、毎回充電が必要なのは少し面倒ですが。
洗濯もできるので、故障しない限りは末永く使えます(このジャンルの商品全てに言えることですが、洗濯の際はスピーカーを取り外すのを忘れずに)。
WU-MINGLU Bluetooth立体型マスク
音楽アイマスクの中には、音を再生できてもモノラルのみの対応となっている商品もありますが、こちらは商品説明でステレオと明言しているので左右でちゃんとステレオで聴きたいというニーズにも対応しています(それが普通だとは思いますが)。こちらもBluetoothで飛ばして再生させます。
AGPTEK 音楽アイマスク
個人的な意見ですがケーブルがあるといってもそこまで煩わしくは感じません。長さも十分あるし。メッシュっぽい素材で、夏場など通気性重視の方にはおすすめです。
寝ホン(イヤホン)と比べて
使ってみて、普通にイヤホンをして寝る場合との比較や感想です。
メリット
- 装着の違和感がない
- 横向きでも圧迫されない、痛くない
- アイマスクの恩恵(遮光、目がふわっと包まれる感)も同時に味わえる
デメリット
- 音質、音量は微妙(一応聴けるレベルにはある)
- アイマスクが別にいらないときは微妙
まとめ
ガチで音楽鑑賞に使おうとすると色々気になる点もありますが、とりあえず何か音を流しながらじゃないと寝られないけどイヤホンはちょっと…という人にとっては、安眠グッズとしてちょうどいい落としどころではないでしょうか。
僕は音質を重視したいときは普通に寝ホン(イヤホン)を使い、安眠やつけ心地重視のときはこの音楽アイマスクと使い分けたいと思います。
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