TD-17が出たけどTD-11を持っているので違いを調べてみた

Roland TD-17 Series V-Drums trailer

Roland TD-17 Series V-Drums trailer

ついにRoland V-Drumsシリーズの新製品「TD-17」が発表されました。でも数か月前にTD-11を購入していた僕。今回のはパッドの構成や値段設定などからTD-11の後継的な位置づけっぽくて、もしかして最悪のタイミングで買ってしまったかな?と思いつつ、TD-11と17の違いや、どっちを買うべきか、TD-11ユーザーは買い替える価値があるのか、など気になるところを調べてみます。



3つのグレード

これまでの製品のように、TD-17はパッドの構成別にグレードを分けているようです。

TD-17KVX-S

Roland 電子ドラム TD-17KVX-S ローランド V-Drums Kit
ハイハットが実際にスタンドに取り付けるリアルなタイプのVH-10を採用し、シンバルもクラッシュ2枚(CY-12)とライド(CY-13R)、そしてスネアは12インチの新製品PDX-12とフルセットの最上位モデル。

TD-17KV-S

Roland 電子ドラム TD-17KV-S ローランド V-Drums Kit
ハイハット部がパッドとペダルで分離したタイプ(CY-5)で、シンバルを1枚減らしパッドもCY-8にダウンさせた中間的位置づけのモデル。メリットは必要とするスペースが少なく、部屋の広さに余裕が無くても導入可能なところか。

TD-17K-L-S

Roland TD-17K-L-S 自宅練習4点セット 電子ドラムセット ローランド
スネアをTD-11にも採用されていた8インチのPDX-8にして、タム部のパッドをメッシュではないPD-8Aに変更。コスパを重視しつつもTD-17の最新モジュールの恩恵を味わえるこの中では財布に優しいモデル。

各グレードを見て

以上3つのモデルがあり、予算や目的によって選択することができます。僕が持っているのはTD-11KV-Sで、それに後からスタンドに取り付けるハイハットVH-11を追加しています。もしそこからグレードアップを図るならこの中ではTD-17KVX-Sになるでしょう。なんといっても魅力は大口径のスネア。現状PDX-8で頑張っている僕にはとても叩きやすそうに見えます。逆にそれ以外のセットだとTD-11から変更する理由がそこまで見いだせません。見た感じラック(骨組部分)はTD-11のセットと同じみたいだし、モジュールや必要なパッドだけを取り換えるというのが一番賢いかも。ちなみに僕のTD-11のセットがどんな感じかは以下の記事に詳細があります。

初めての電子ドラム Roland TD-11KV-Sを試してみた
ドラム歴それなりの僕。そろそろ自宅に電子ドラムが欲しくなって色々と吟味し...

新しい部分をチェック

TD-17から採用されるこれまでになかったパッドなど、新しい部分をチェックしていきます。TD-11からどの程度進化しているのか。新機能はあるのか。

モジュール

Roland/TD-17 ローランド ドラムサウンドモジュール
重要なモジュール部分。TD-50のサウンドエンジンを継承しており、動画の音を聴いてもTD-11から明らかに進化しています。見た目もより高級感があって、TD-11のモジュールのおもちゃ感とは一線を画すようです(別にTD-11の機能に不満はありませんが)。Bluetooth機能付きでスマホなどから簡単に曲を送れるのは便利そうですね。パッと見、アンビエンス、トレブル、ベースなど音に関わる重要な部分がツマミで視覚的にすぐ調整できそうなのもいいです。TD-11にはそれが無いので羨ましい。

PDX-12

Roland/PDX-12 ローランド デュアル トリガー パッド 12インチ
スネア部に採用されているパッド。12インチは叩きやすそうですね。僕のTD-11はPDX-8なので、生のスネアが14インチなことを考えるとかなり違いがあって、更にリム部が不自然に高いこともあり慣れるまでミスショットが多いです。それに比べてこのPDX-12はリムの高さも自然でよりリアルの演奏感との開きがなさそう。TD-11にこのパッドだけ加えることも考えてしまいます。

VH-10

Roland/VH-10 ローランド V-Hi-Hat
ハイハット部のパッドで、スタンドに取り付けるタイプの新製品。VH-11とどこが違うのか見ただけではよく分かりませんが、どうもより軽く薄くなっているみたい?正直VH-11を持っているならこれは必要なさそうな気がします。でもデフォルトで採用されているのはいいですね。TD-11は最上位のKV-SでもCY-5だったのでリアルなハイハットを求めるなら後からVH-11を買い足す必要がありました(実際僕もそうしています、そのときの様子は以下の記事に)。

Roland TD-11にハイハット用パッドVH-11を導入してみた
標準装備ではCY-5とFD-8の組み合わせであるTD-11KV-...
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TD-11から買い替える価値はあるか

僕のようにTD-11のセットを既に持っている方が買い替える価値はあるのかという点。セット内容にもよりますが、僕のようにTD-11KV-SにVH-11を足したようなセットの場合は、わざわざセットごと買い替えるほどの必要性は無いように思います。TD-17の機能を味わいたいならモジュールとスネアのパッドだけ単品で買って取り換えるのが一番いい気がします。やはりここからグレードアップさせたいなら今まで通りTD-25かめっちゃお金を貯めてTD-50を狙った方が後々幸せになれるかも知れません。TD-11K-Sのセットの方は思い切ってフルでTD-17に買い替えるのもアリかも。

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音色について

動画を見た感じ、TD-11の音色よりも少しリアルになってるっぽいですが、それでもうーんって感じです。そもそも最上位のTD-50の音色も若干微妙な感じなので…。僕は自分のTD-11を叩くときはPCでDAWと連携させてソフトウェア音源を鳴らしています。Addictive Drums 2やSuperior Drummer 3、BFD3など…。正直RolandのV-Drumsシリーズのデフォルトの音色はあまり好きじゃないですが、それと比べるとレベルが違います。自分で音も作りこめるし。

個人の趣味もありますが、デフォルトの音色で言うとYAMAHAやAlesisなどの方がかっこいいと思います。でも叩いた感触やDAWと連携したときの安定感などはRolandが最強だと思うので、ミドルクラスのV-Drums製品+ソフトウェア音源という組み合わせがローコストで気持ちよく電子ドラムを叩ける一番おすすめの組み合わせです。DAWがあればそのまま楽曲制作に使えるという利点もあります。ちなみに僕のおすすめソフトウェア音源をまとめているのでよろしければ。

3大定番ドラム音源の比較 AD2 SD2.0 BFD3
バンド活動の傍らDTMにも触れるようになり、色々と音源を買い足すうちにい...

まとめ

TD-11を購入したすぐ後に発表されたTD-17ということで、色々気になって違いを調べてみました。正直僕のセットと用途だと、そこまで違いはないかなという印象です。パッド単体としてPDX-12あたりはグレードアップの候補として気になっていますが。

11と17どちらも持っていない方が今から購入するなら間違いなくTD-17の方がいいかな。でも、もしTD-17が出たことによってTD-11の方がかなり値下げされたりしたら実はそっちの方がお得なんていうこともあるかも知れません。自分に必要な機能や使用目的をよく考えてベストなセットを選んでみて下さい。

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