ギタリストに適したオーディオI/F Impact Twin

DTMを始めようとしていた2012年頃、まずは機器を揃えようとオーディオインターフェースを探していました。音質の評判が良く、かつ5万円以下という条件で絞り込んだところ、こちらのTC ElectronicのImpact Twinがヒットしたので購入しました。

このインターフェースの特徴

充実した入出力

コンパクトながら、入出力は充実しています。それぞれアナログがx4、デジタルがx10で、14イン/14アウトの構成です。S/PDIFがついているのはありがたいです。POD X3のデジタルアウトから接続して、録音に利用しています。高音質かつステレオでPODが使えるので便利ですね。ラインアウトからはモニタースピーカーMSP5に接続しています。

豊富なエフェクト類

ダイレクトモニタリング用に、ヘッドホンだけにかかるリバーブが使えます。これによりボーカル録音時にモニターしやすくなります。また、コンプレッサーをかけ録りしたい場合などは、かかり具合がフロントパネルから調整できます。プラグインとしてもM40リバーブ、Resfilter、Assimilatorの3つが付属していて太っ腹です。音作りの助けになります。

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使ってみた感想

日本語マニュアルが頼りない

海外の製品ということもあり、日本語でのサポートが充実していませんでした。一応マニュアルはあるので基本的なことは分かるのですが、ちょっとした不具合が出たときなど解決法を探すのに英語サイトを漁ってみたりして苦労しました。何か上手くいかないときは、まだ最新ドライバーを当てていない場合はとりあえず当てると解決することもあります。ドライバーは公式サイトよりダウンロード可能です。

ギターの音が良い

これまでいくつかオーディオインターフェースを使ってきましたが、5万円以下という価格帯では一番ギターの音が良かったと記憶しています。臨場感かつ迫力ある音が録音、再生できます。ギタリストにうってつけの製品です。逆に、ボーカルを録音するのにはあまり迫力が出ず、向いてない印象でした。

FIREWIRE接続

昨今主流のUSBではなくIEEE1394(FIREWIRE)接続ですので、PC側に接続可能かどうか調べておく必要があります。もしPCに接続端子が無い場合は、こういった商品を追加して接続する方法もあります。

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まとめ

入出力が多いので、後々機器が増えていってもこのインターフェースで大体は対応することができ、結果長く使える製品となりました。ギターメインでDTMをする方には合っていたインターフェースだったと思います。

何度かPC側で認識しない不具合に見舞われることもありましたが、根気良く原因を探りなんとか解決しました。この辺は日本製の機器だともっと簡単に解決法が見つかったり、そもそも不具合が起こりにくかったりするのでしょう。

コンプレッサーのかけ録りの機能などは、後でプラグインのコンプで編集したほうが便利だったのであまり使いませんでした。付属のプラグインリバーブはけっこう使えて、インターフェースを乗り換えた後もこのプラグインは使わせてもらってます。

DTM
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この記事を書いた人

オーディオ好き/活動が停滞しがちな休日バンドマン/6割ギタリスト/4割ドラマー/DTM勉強中/90年代/エモ/マスロック/パンク/YouTubeや各種SNSでなんか弾いてます。

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