僕がDTM用のPCで愛用しているスピーカー、YAMAHAのMSP5 STUDIOです。正直僕のような初心者にはオーバースペックな代物ですが、最初にいいものを買ってやる気をアップさせるぞ!という変な狙いもあって、いきなり購入してしまいました。
スピーカーの特徴
高い解像度
非常に自然に、音のディテールを余すことなく耳へ伝えてくれます。情報量が多いので集中して編集してると疲れるくらい。良い音も悪い音もそのまま出してくれるので、僕の曲がいかに詰めが甘いかというのを改めて思い知らせてくれるスピーカーです。
小音量でもバランスが良い
正確なモニタリングをするためには、もちろんある程度音量が必要ですが、住宅事情などによりそこまでの音量が出せない場合があります。このスピーカーは、音量を絞ってもバランスの良さは失われず、自宅使用にも適していると感じました。
低音が少し弱い?
人によっては、低音が弱いと言う意見があります。確かに少しパワーに欠ける気がしなくもないですが、僕のレベルではあまり分かりません。気になる方は、サブウーファーを導入するか、ヘッドホンと併用してモニタリングしましょう。
使ってみて気付いたこと
ギターの音が本当に気持ち良い
アンプシミュレーターを使ってこのスピーカーから出音すると、まさにアンプから音が出ているような臨場感のある音で演奏できます。これは僕が今まで使っていた小さいモニタースピーカーでは味わえなかった感覚です。ハイゲインな歪みも気持ちいいし、特筆すべきはクリーンでアルペジオを弾いた時のキラキラ感です。本当に高音が綺麗。もちろんアンシミュもそれなりにいいソフトなのが条件ですが(僕はAmplitubeやBiasなどを使用)、ギタリストにおすすめしたいスピーカーです。
思ったより重くてでかい
思ってたよりでかかったです。これまでこのクラスのスピーカーは使ったことが無かったので少し驚きました。スピーカーを置く机はそれなりの長さと耐荷重があるものを用意しておかないと、置くスペースがなかったり、重さに耐えられなかったりする可能性があるので要注意です。
オーディオインターフェースもそれなりに良いものを
ケーブルやオーディオインターフェースの質もそのまま出てしまいます。素人ながらとりあえずケーブルを交換してみたら、違いがすぐに分かりました。また、インターフェースを1ランク上のものに買い換えた際は、そのグレードアップぶりに驚きました。このスピーカーのポテンシャルを最大限に引き出すには、上流の機器もそれなりにいいものが必要です。
まとめ
先述の通り僕には過ぎた代物なのでそこまで専門的なレビューはできませんでしたが、そんな僕でもこのスピーカーの良さは分かりました。とにかく価格相応の性能です。多少高価でしたが購入して正解でした。音を出すのが楽しみになりました。このスピーカーが宝の持ち腐れとならないように精進していきたいです。
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