購入したのはもう6、7年前になるでしょうか。未だに現役のGT640です。こちらは玄人志向から発売されたもの。出力はDVI、HDMI、D-Subが各一つずつ。
このグラボの特徴
高いコストパフォーマンス
当時でもコスパの良いグラフィックボードとして売り出されていましたが、今もそれは変わりません。ゲームも軽いものしかしない、軽くyoutubeや動画を観るくらい、という用途でしたら、このグラボでも十分すぎるくらいのスペックです。僕もほとんどゲームをしないものですから、このグラボを買い換える理由が見当たりません。おそらく、壊れない限りは使い続けるのではないかと思います。
3画面マルチディスプレイ
すでにオンボードを利用し、デュアルディスプレイで動画編集やDTMなどをしていましたが、もう1枚あるともっと作業が捗るのにな…と思っていました。このグラボは、安価でトリプルディスプレイを試したいという僕の目的にマッチしていました。3つの出力それぞれにモニターを接続してみた結果、驚くほど簡単にトリプルディスプレイの環境にすることができました。ただ、1つがD-subなので、3画面全てデジタル出力にしたいという場合は注意が必要です。
軽いゲームなら十分対応可能
僕はほとんどゲームをしませんが、年に数回steamで衝動的に気になったゲームを購入しプレイすることがあります。おそらく最新の重いゲームでは流石にこのグラボでは太刀打ちできないと思いますが、軽い設定で遊べるゲームならいくつか実際に試しました。三国無双7や、新しめのところではドラゴンクエストヒーローズなど、特にストレスもなく最後までクリアすることができました。参考までに僕のPCスペックは、OSがWindows 7、CPUがCore i-5、メモリが8GBです。
補助電源不要
おそらくこのスペックのグラフィックボードを購入する層は、他のPCパーツにもなるべくお金をかけないと思います。電源なども安いものを使っていてグラボを載せる場合、容量が心配になってきます。しかし、消費電力が少なめで補助電源がいらないこちらのグラボなら安心でした。全体的にコスパ重視でPCを組むならおすすめです。
まとめ
購入した当時も、まさかここまでもってくれるとは思いませんでした。玄人志向というメーカーも、あくまで自己責任的な不具合が多いイメージを勝手に持っていましたが、ここまで頑丈な製品なら素人でも安心ではないでしょうか。既に新品は無く、中古でしか見かけないような製品ですし、数あるGT640のなかからこの型番を選ぶ意義はあまりないかと思いますが、それでも僕にとっては6年以上使い続けてなんの不満も無かった素晴らしいグラフィックボードでした。
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