FACGCEに続き最近僕が試してみているチューニングです。慣れるにはとりあえず1曲作ってみることだ、ということでやってみました。切ないというかなんかひたすらポップで元気な仕上がりになってしまいました。マスロックというかもうマスポップです。もっと言うと変拍子も使ってないのでマスですらない気がします。でも一応は僕の好きなジャンルっぽく仕上げられたと思っています。
デモ曲
こんな感じです。これをもとに場面ごとに切り分けて解説していきたいと思います。
イントロリフを作る
イントロのリフはちょっとゆったりしたノリをイメージしてみました。5弦と3弦がオクターブ違いの同じ音なのを利用して、合間にオカズ的なフレーズを挟む感じです。前半と後半でシンコペーションの位置を変えたりしてみました。
メロディアスなアルペジオリフ
00:47~この曲で一番聴いてほしい部分です。初めにこれがあって、このアルペジオから曲を組み立てていったんですが、完成してみたらけっこう曲の中では短い部分になってしまいました。でも割と気に入っています。スライドやハンマリングを使ってDAEAC#Eチューニングらしいメロディーも意識したアルペジオです。
キメと3連符でスピーディーに
01:08~このセクションではドラムと合わせてキメっぽくしています。そして3連符で速いフレーズを入れてスピード感を出せたらなーと思いつつやってみました。ドラムと合わせてって言ってるけどちょっとズレてしまっているのでアレですが、やりたかったことは伝わるでしょうか…。それこそTiny Moving Parts的なノリを一応狙っていました。
タッピングでハモる
02:01~エモ・マス系で定番のタッピングをやや強引に差し込んでみました。せっかくなので左右のギターでハモる感じにしています。これも開放弦が使えるDAEAC#Eチューニングならではのフレーズです。そしてこの3連のタッピングに合わせてドラムを右手→左手→右足とタトトタトトってやる定番フレーズ。これは初期のMaps & Atlases辺りがよくやっていた手法でマスロック系ではよく使われます。まあそれだけ真似しても結果若干ダサ目になった気がしないでもないですが…。一つのインパクトになればと思い入れてみました。
終わりまで一気に
後半タッピングで流れを変えてからはコードストローク主体で最後まで一気にいきたいです。自分で説明するとなると恥ずかしいですが青春っぽいイメージで。まあ一応イメージ通りにできたと思っておきます。せっかくギターを2本録ったのでハーモニー的なのを気にしてみたつもりです。
まとめ
そして出来上がったのが動画の曲です。DAEAC#Eチューニングのデモ用に作った短い曲ですが自分的にはなんか気に入っています。よかったら聴いてみて下さい。ちゃんと役立つかは微妙ですがこのチューニングを使ったエモ・マス系音楽の作曲に役立てていただけたら嬉しいです。
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